「うちみたいな小さな工場でもDXって必要なんでしょうか?」
これは、これまで私たちがご一緒してきた中小製造業の経営者の方々から、幾度となく聞かれてきた言葉です。
その問いに対するヒントを、多くの現場と対話を通じて蓄積してきた知見から、記事としてまとめました。
このたび、ITmedia MONOistにて「これからの中小製造業DXの話をしよう」と題したコラムを寄稿させていただきました。
🔗【掲載記事はこちら】
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2507/08/news002.html
経営者の「意識」こそ、DX成功の鍵
今回のコラムでは、東京都大田区を中心とした中小製造業の現場で進められてきたデジタル化実証実験と、
そこから見えてきた“本当に必要なDX”のかたちを紹介しています。
ポイントは、「ツールありき」ではなく、「経営者の意思と目的に紐づいたDX」。
特に印象的だったのは、現場にIoTセンサーを導入したけれど「目視で足りる」と感じて定着しなかったり、
工程管理システムが「段取りで手一杯で入力できない」と使われなかったりする事例です。
一方、経理業務や社外とのやりとりをメッセンジャーや簡易なツールで効率化するなど、
背伸びせずに「自社にちょうどいいDX」を着実に積み上げている企業も多く存在します。
成功のヒントは“現場”にある
記事では、DXがうまく進んでいる企業に共通する3つのポイントとして
- 経営者がDXの必要性を理解し、現場に語っていること
- 外部のIT企業や補助金を上手に活用していること
- 事務から現場、営業へと段階的に取り組んでいること
を紹介しています。
つまり、「いきなり工場全体をフルデジタルに!」と気負う必要はありません。
小さな成功を重ねながら、社員とともに取り組む姿勢が何より大切なのです。
今回の記事が、誰かの「次の一歩」の参考になれば
私たちネクサライズコンサルティングでは、「変わりたいけれど、何から手を付けていいかわからない」という現場に寄り添い、現実に即した一歩の積み上げをご支援しています。
もし、この記事をご覧になって「うちの話みたいだな」と思われたら、ぜひリンク先の記事をのぞいてみてください。
そして、あなたの現場に合った“ちょうどよいDX”のヒントを、見つけていただけたら嬉しいです。
ネクサライズコンサルティングからのご提案
自社の業務に合ったDXをどう進めるか?
支援先企業に本当に役立つ導入設計とは?
私たちは、机上の戦略だけでなく、現場に寄り添った実践支援を強みとしています。
事例にご関心を持たれた方は、お気軽にご相談ください。
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辻村裕寛(つじむらやすひろ)代表取締役兼CEO
IT系ベンチャー企業、SIer、コンサルティングファームを経て独立起業。現在は、働きがいと豊かさで次世代が夢を描ける社会を創るをMissonに、企業業と働く人々へのコンサルティングで持続的な変革を支援し新しい価値を創造ことをvisionに掲げ活動しております。お客様には①「変化を見抜き価値を創る」コンサルティング、②「学びで育む次世代の成長」を支える研修講、③「知恵を届け未来を動かす」執筆サービスを価値としてお届けしております。