#2 記憶力の反抗期

「やろうとしていたことを忘れる」「やったことを忘れる」――いわゆる”物忘れ”。自分にはまだ起こらないと思っていたのですが、最近では自分でもびっくりするほど、この”物忘れ”に頭を悩ましています。

 つい先日も、用事があってコンビニに行ったはずなのに、入り口に入った途端「何しに来たんだっけ?」となり、結局、店内をうろうろした挙げ句、買うつもりのなかった季節限定のスイーツを買って帰ることがありました。

 他にも、

  • 電子レンジを開けると、前日にチンしたものが出てくる。
  • 洗濯機を回したことを忘れる。
  • 料理鍋の蓋を開けると、カットされた野菜が入っている。(何かを作ろうとした痕跡)

 と、まぁ本当に物忘れが激しく、ひとり静かにガックリしています。

 特にこの夏多かったのが、缶ビールの冷凍庫入れっぱなし事件。「やばい、冷やしていない!」と急いで缶ビールを冷やそうと冷凍庫に入れたものの、すっかり忘れてしまう。翌朝、パンパンに膨れ上がったビール缶が出てくる——こんな悲劇が週1ペースで起きていました。

 「ニワトリは3歩歩けば忘れる」というけれど、最近の自分はまさにニワトリちゃん。

 自分の物忘れに呆れつつも、きっと日々の疲れで記憶力が反抗期に突入したのだと考え、めげずに歩き続けたいと思います。

森京

ライター

コンサルタントとして働いている傍ら、ライターの仕事をしています。最近はお家ご飯のクオリティを上げるべく、食器集めにハマっています。